モチーフ(改)2006年05月27日 13:11

モチーフということばを、つかったことも、思い浮かんだことさえ、ほとんどなかった。美術を始めて20年以上になるのに。

自分が抽象的な表現を志向しているからかもしれないと思ったが、わからない。
抽象ということでは、山下裕二さんという人(美術評論家?応援団?)が具象にしか興味がないというようなことを書いてあるのを読んだときに、それがなにか正しいように思えたことがあった。
その少し前からモチーフということばが以前より意味のある言葉に思えてきていた。日本画の千住博氏の新書版の本で、モチーフについて書かれているのを読んでからだ。モチーフというのは静物の絵を描く時に並べるときにだけつかう言葉ではない、と、いう、当たり前のことに気付いたのだが。
山下氏はある種抽象的な表現をも、優れているものは具象として興味を持つというようなことを書いていたような気がする。モチーフってなんだ。なにかを対象化するときの対象なのか?そういうモチーフがあれば、具象?
具象か抽象かということではよくわからないが、「対象を持たない」絵画なり美術なり表現なりの芸術運動かなにかがあったような気がした。もしそういうことがあるならそれにはモチーフがないということになるのだろうか。わからない。
などと書きながら、具象を志向するようになろうと思うわけでもなく、モチーフという言葉を重視するようになったわけでもない。

ふと、音楽でもモチーフということがあると気付いた。美術とは随分違うようでもある。
音楽のモチーフは「動機」だったっけ。
千住さんの弟は作曲家だな、などと、ふと、思ったが、それは関係がない。